多くの魅力的なメリットが存在するインプラント治療ですが、事前に正しく知っておくべき注意点やデメリットもいくつか存在します。まず、インプラント治療は原則として自由診療に分類されるため、健康保険が適用されず治療費用が高額になりやすい傾向があります。また、人工の歯根を顎の骨に埋め込むための外科手術が必要となるため、持病や全身の健康状態、あるいは服用しているお薬によっては治療を受けられない場合があります。さらに、治療完了までには骨とインプラントがしっかりと結合するのを待つ必要があり、一般的なケースでも数ヶ月から半年以上の長い期間がかかることもあらかじめ理解しておかなければなりません。そして最も重要な注意点は、治療後も日々の定期的なメンテナンスを怠ってしまうと「インプラント周囲炎」という歯周病に非常によく似た感染症にかかり、最悪の場合はせっかく埋め込んだインプラントが脱落してしまうことです。インプラント治療を受ける際には、魅力的な利点だけでなく、こうしたリスクや注意点についても歯科医師から詳しい説明を受け、正しく理解した上で慎重に検討することが大切です。